Bilingual/Multilingual Child Network(BMCN)
バイリンガル・マルチリンガル子どもネット
Bilingual/Multilingual Child Hotline
バイリンガル・マルチリンガル子ども相談室
新しいウェブサイトはこちら
<左にメニューが見えない場合は、左上の3本の横線をクリックしてください>
【ニュース】2021年7月25(日)
◆2021年5月15日より新しいウェブサイトを公開しました。
新しウェブサイトのURLはこちらです。 https://www.bmcn-net.com/
◆オンライン国際フォーラムの情報、2021年度のBMCN年次大会の情報は新しいサイトをご覧ください。
【ニュース】2020年10月8(木)
◆2020年10日9日金曜日より、バイリンガル・マルチリンガル子どもネットの新しいウェブサイトの試運転を開始しました。
新しウェブサイトのURLはこちらです。 https://www.bmcn-net.com/ 工事中のページは、来年3月までに完成する予定です。
◆2020年10月9日金曜日に、BMCNオンライン国際フォーラムの開催案内および専用のホームページを公開しました。
BMCNオンライン国際フォーラム 専用のホームページ https://www.bmcn-net.com/forum
【ニュース】2020年9月16日(水)
◆2020BMCN研究会(2020年9月12日)は盛況のうちに終了しました。講演資料はこちらのページから
【ニュース】2020年8月17日(月)
◆2020BMCN研究会 開催のご案内と申し込み受付を公開しました◆
日時:2020年9月12日(土)午前9時半~12時半
場所:オンライン開催 (Zoomミーティングを利用)
参加申し込みは こちらへ
【ニュース1】2020年7月11日(土)
◆BM子ども相談室第3回ミニ勉強会のお知らせ◆ <終了しました>
日時:2020年8月1日(土)10時~11時半 (受付9時45分)
場所:オンライン開催 (Zoomミーティングを利用)
テーマ: (講師 北 洋輔氏)
定員30名、参加費(資料代)なし 参加申し込みフォーム:こちら (2020年7月25日しめきり)
チラシはこちら
【ニュース2】2020年7月5日(土)
2020年9月12日(土)の2020年BMCN研究会の開催案内(第1報)を公開しました。(BM子どもネット研究会のページへ)
【このウェブサイトについて】
このウェブサイトは、バイリンガル・マルチリンガル環境で育つ子ども、外国につながりのある子どもの言語の問題について情報提供・情報交換するためのウェブサイトです。
とくに、一時的リミテッド状況と呼ばれる子どもの状況に焦点を当てて、次の活動をしています。
★バイリンガル・マルチリンガル子ども相談室:複数言語環境の子育ての悩みの相談に応じます。
★夏の研究会:保護者・教師悩み相談 、ポスター発表、講演会、グループディスカッションなどを行います。
★ウェブサイトの運営:よくある悩みの相談例、子育てのヒント、研究資料などの情報提供を行います。
中島和子トロント大学名誉教授を中心とした有志グループ「バイリンガル・マルチリンガル子どもネット(Bilingual/Multilingual Child Network: BMCN)」が運営しています。
★BM子どもネットからのお知らせの受信:
夏の研究会参加申し込み者の方に、届けていただいたメールアドレスを通して「ウェブサイト更新情報」と「夏の研究会開催にかかわる情報」などをお送りします。夏の研究会に参加しないけれども、お知らせの受信を希望するばあいは、こちらのフォームから「個人会員」の申し込みをしてください。
「個人会員」申し込みフォーム: https://forms.gle/CAMXjJ6Fy495b4wA9
お問い合わせ:
「バイリンガル・マルチリンガル(BM)子どもネット」事務局・広報担当高橋・鈴木(e-mail: bmkodomonet AT gmail.com)まで。〔ATを@に変え、前後のスペースをとって送信してください〕
<::::BM子どもネット 趣旨説明:
一時的リミテッド状況とは?::::>
「バイリンガル・マルチリンガル(BM)子どもネット」は, 複数言語環境に育つ子ども(以後,BM児と呼ぶ)を「日本語も○○語もできる子」と捉えて, グローバル時代が必要とするバイリンガル・マルチリンガル人材を育てるお手伝いをする会です。子どもの自尊感情を高めて, さまざまな困難に前向きに立ち向かい, 国内外で活躍できる子どもの育成を目指しています。
BM児の場合, 親が話すことばと家の外で話すことばが異なる, 父親と母親が違う言語を話すというような環境での子育てや学齢期の国を越えての転校などのために, 年齢相応の言語能力が育たないことがよくあります。一時的リミテッド状況とは, 複数の言語を獲得していく過程で, どの言語も年齢相応のレベルに達しない状況にあることを意味します。その実態は年齢によって異なります。2・3歳では「話し始めるのが遅い」, 「親にも通じないコトバを話す」, 4歳になると文字に興味を持つのが遅く「文字習得のレディネス」が育たない, 小学校に上がると「文字を覚えるのが遅い」, 3・4年になると「読み書きの基礎がしっかりしない」ため「授業参加ができない」, 5・6年から中学にかけては「抽象的な思考が不得手」というのがその例です。
以上のような状況は一時的なものであり, 環境が変われば解消するのが普通です。にもかかわらず, 特別支援教室に送られるBM児が海外でもまた国内でも後を絶たないのはなぜでしょうか。機能的な障害とは異なり, 多言語環境で育つ健常児の問題であることを, まず保護者そして子どもを支える医師・看護師・保育士・教師・指導員・ボランティアなどが正しく理解することが重要です。
中島和子(トロント大学名誉教授 BMCN代表)